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&WOOLの“ちょっと豊かに”なる情報を発信していくブログです。

2017/02/03 12:25

ニットをお教えしている機会を設けていると、お子様に向けて、「優しい素材を使ってあげたい。」と、おっしゃられる方が多いです。

生まれたばかりのお子様には、特に素材に気をつかってあげたいところだと思いますし、エシカルファッション(環境や社会へ配慮する倫理的なファッション)への関心も年々強まる近年です。 

私どもも、そういった素材を探す方に向けて、商品開発ができないか。と AND WOOL活動当初から動いていました。

 

 

通常のコットンは、効率よく収穫、供給するために大量の殺虫剤や化学肥料を使いますが、

オーガニックコットンは、生産する農家さんや地球環境に配慮し、できるだけ科学薬品を使わずに手間暇をかけて作られています。

さらに、フェアトレードにより、生産者をできるかぎり守ろう。といった素晴らしい取り組みです。

(個人的な主観ですが、糸や生地にしたときに、通常のコットンとくらべると、漂白加工をしていないオーガニックコットンは繊維自体が痩せていないので、ふっくらした印象・肌さわりを与えてくれるのも特徴だと思っています。)

 

 

そういったオーガニックコットンを数年前から、天然染ができないかどうか動いておりました。

静岡県の茶会社さんに協力してもらってお茶染めをしてみたり、染色家さんに試験的に作っていただいたり、糸作家さんや撚糸屋さん、染色工場にお話しを伺ってみたり。。。

天然の植物で染めるのも、味わいがあって、色もキレイで、色の出し方など奥深く とても素敵なモノが作れるのですが、

何点か気になることがありました。

 

それは、

*製品にしたあと、堅牢度が低いので、洗濯や着用による変色・退色が早いこと。

*天然の植物を使って染めるので、キレイな糸が作れても再現性が非常に難しいこと。

*その年の収穫の状況や、植物のコンディションによって、生産が左右されること。

といった問題です。 

それが、天然染の良いところでもあり、魅力でもあります。 そういった天然染の糸作りは今度も挑戦していきたいと考えていますが、

もう少し、糸屋さんや、染屋さんや、私どもの負担を減らさないと、販売価格も上がってしまうし、スムーズにお客様に供給できないと思いました。

 

そこで 今回、作ったのはこのような糸です。

お茶から抽出した染料が使われています。

 

 

某繊維会社が開発した、植物から染料を抽出した天然染料と、安全な化学染料とを融合させた新しい染め方で、これまでになかったような自然な色合いが特徴的な上に、色落ちや変色・退色もしづらい。といったオーガニックコットン糸です。

工業用に開発されたものを、手芸やハンドニットでも使えるように、AND WOOLオリジナル商品として、太い糸を開発しました。

 

編み機や、手編みにも使いやすい太さにしています。

AND WOOLでは、こちらの糸を使って、手編みの帽子や、ボレロを現在開発中です。

 

また 製品は、できあがったらブログでご案内します。

 

オーガニックコットンの糸を探している方がいらっしゃったら、今回、製作した糸はいかがでしょうか?

ベビー向けにも、安心して こちらの糸を御使用いただけるように、一般財団法人 カケンテストセンターにホルマリン検査を出しました。もちろん有害物質は摘出されず検査OKを頂いています。

 

他にも、紅茶、バラ、竹炭、カサブランカから抽出した染料をつかった色を取扱い中です。

カサブランカ

 

紅茶

 

竹炭

 

バラ

 

 

今後も、こういった商品開発は行っていこうと思います。

よろしくお願い致します。