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&WOOLの“ちょっと豊かに”なる情報を発信していくブログです。

2017/03/18 19:00

KAZUYA OZAWA FURNITURE STUDIOとeverlasting sproutがコラボレーションして生まれた手さげバックが入荷しました。




everlasting sproutはテキスタイル作りに好評を頂いているファッションブランドです。
このバックの生地は群馬県桐生産地でジャカート織りで作ってもらいました。

気球船を意識したような丸いシルエットが特徴的なバックです。




このバックを作ろう。と思ったときに、とても重要な要素となるのが、持ち手部分です。
女性の手の大きさを考慮することはもちろん、バックとしての重さに耐えれる素材、技法。
手が触れる素材感、持ち心地、優しさなど、通常の服とは また異なることを考慮する必要がありました。

そこで、持ち手について相談させていただいたのが、家具作家・小澤一也氏になります。
彼は、幼少期からの友人になりますが、哲学的な考え方と、それを突き詰める姿勢は勉強になる点や共感できる点が多く、アーティストといっても過言ではない木工作家です。

生き物を思わせるような絶妙な曲線を、まさに彼の感覚で作り上げていく造形力とイメージ力。
彼の空間哲学は刺激的で、いつも勉強になります。

小澤氏の作品を一部紹介

Crown Chair
2011
W631  D483  H734  SH420
チェリー ファブリック
オイルフィニッシュ
Designed with Noriaki Nakamura


灯花
2010
W402  D276  H435  Top(w276×d213)
ハードメープル
オイルフィニッシュ



Emotional Wall Table
2011
W440  D265  H650
トチ(縮み杢)
オイルフィニッシュ




こひつじスツール
2008
W375  D260  H405
チェリー ニット生地(everlasting sprout)
オイルフィニッシュ

こひつじスツールは、everlasting sprout とコラボレーションしたスツールです。
ニット部分はすべて手作業でかのこ編みで編んでいます。
座面の強度を出すため。またニットは伸びるので、座面を張るときに伸びないようにするために、ニット生地の下にウール織生地を挟み、ニットとウール織生地をニードルパンチで、貼り付けながら固くしています。

※ニードルパンチとは、ウールが絡み合う性質を持つことを利用し、ウールをフェルト化させる技法です。
ニードルパンチ技法を使うことにより、こひつじスツールでは、接着剤を使わないようにしています。


そんな彼にバックの持ち手のデザイン・製造をお願いいたしました。

ブラックウォールナットの木材を使用した持ち手は、小澤一也氏本人が、一点一点、手作業で丁寧にやすりをかけてくださっているので、手さわりがとても良いです。持ち手の軽さ。強度も特徴的です。シンプルな持ち手デザインながら、使い勝手と全体のバックデザインを考慮してもらっています。

大事に長く使っていただけるバックです。


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小澤一也・プロフィール http://kazuyaozawa.net/

 

1981      静岡県生まれ

2004      静岡文化芸術大学デザイン学部空間造形学科卒業

2007      静岡県富士宮市に工房開設

 

SOLO-EXHIBITIONS

2012     

KAZUYA OZAWA FURNITURE EXHIBITION/空間に抱いた生物たち静岡文化芸術大学ギャラリー(静岡・浜松)

小澤一也 家具展GALLERY. BOOK .CAFE DEN 田(静岡・三島)

2010      空にとけるまで 小澤一也木工家具展富士山環境交流プラザ(静岡・富士宮)

 

GROUP-EXHIBITIONS

2014      窓の向こうの服と家具ema gallery(静岡・藤枝)

2013      樹々と共にある暮らし 杉山裕次郎 小澤一也日本橋三越本店

MY FAVORITE CHAIREtre Gallery(静岡・三島)

2012      everlasting sprout textile exhibition渋谷ヒカリエ8/02/CUBE

ある光景をみている 小澤一也×廣瀬遥果富士山環境交流プラザ(静岡・富士宮)

2010      IFFT/インテリアライフスタイルリビング アメリカ広葉樹輸出協会ブース東京ビックサイト

静岡県産の樹で作る十三人の木工展しずぎんギャラリー四季(静岡・静岡)

2009      83回国展国立新美術館

 

AWARDS

2009      83回国展 入選

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