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&WOOLの“ちょっと豊かに”なる情報を発信していくブログです。

2021/03/03 08:00


AND WOOL では、AND MAGAZINE.JP:アンドマガジン】にて、『ディレクター村松啓市の半径5mの物語』をテーマに、私たちの活動をご紹介するWEBマガジンを制作しています。

 

先日、「アオイネオン」さんとの交流記の前半の一部を、こちらのブログで転載致します。

続きは、AND MAGAZINE.JP:アンドマガジン】から御覧ください。



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こんにちは。【AND MAGAZINE.JP:アンドマガジン】の発起人でファッションデザイナーをしている村松啓市と申します。このマガジンをご覧いただいて、ありがとうございます。

私は、静岡県島田市にアトリエを構えて、【muuc:ムーク】と【AND WOOL:アンドウール】という2つのブランドの運営をしています。2つのブランドに共通しているコンセプトが、「人の手から生まれるものづくりを大切にする」ということです。この「AND MAGAZINE.JP」を立ち上げたのも、その想いにつながっています。

おかげさまで最近では、「手仕事だから表現できること」「作る過程を伝えていく」「作り手を育てる」という私たちの取り組みに興味をもっていただき、私たちのアトリエを訪ねてくださったり、ワークショップに参加してくださったりする方が増えています。

そんな中で今回は、高い職人技術でガラス管による看板の制作を行っている「アオイネオン」さんをご紹介したいと思います。

 

●静岡にすごい職人さんたちがいる!

私たちとアオイネオンさんとの出会いは、アオイネオンさんが私たちの活動に興味をもってくださって、私たちが行っている「編み機のワークショップ」に参加してくれたことがきっかけでした。

アオイネオンさんは、静岡県静岡市に本社をもつ、屋外の看板やネオンサインの設計・制作をしている会社です。実は、多くの方が「一度は目にしたことがある」ような、看板の制作を手がけている、業界ではとても有名な会社さんです。

ネオンの看板は、ガラス管を使った職人技術のいる仕事で、作れるようになるまで経験年数を要します。近年ではガラス管のネオンよりも、消費電力が少なく耐久性もあると言われている「LED」のネオンサインが主流になっているそうです。

アオイネオンさんは、ガラス管のネオンサインを、自分たちの工房でデザイン設計から制作まで行う高い技術をもっています。

LEDよりも壊れるリスクが高いガラス管ですが、きちんとしたものづくりをして設置環境が良ければ、しっかりと長持ちするとアオイネオンさんの職人さんは言います。

そして、アオイネオンでは、LEDと大差ない消費電力のガラス管の看板を作ることもできるそうです。

 

●“産業”から“アート”へ 攻めた作品づくり

時代の流れとともにLEDのネオンサインが主流になる中、アオイネオンさんがガラス管のネオンサインを制作し続けている背景には、衰退する市場に対して、「産業からアート・エンターテイメント」へ新規開拓を行い、技術を次世代に継承したいという強い想いがあるからです。



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